モトベカンMOTOBECANE
成城蔦屋での出会い


TOK'S HOMEでは、海外からの輸入に当たってブランドパイプを使った自転車を選びます。
信頼のおけるパイプメーカーで作られた自転車であればまず間違いなく良い造りをされているからです。
しかも熟練の技術者しか扱えないほど高価な素材な為、その出来には非の打ち所がないのです。
ただし問題なのはその数の少なさと価格です。元々ヨーロッパの自転車は高価格で日本のママチャリの10倍はします。
ですから中古自転車は町の自転車屋の店先には必ず何台か置いてあるのです。しかし自転車のサイズはなかなか合いません。
特に日本人の体形に合うものはジュニアサイズになるので高品質のものが少ないのもお分かりになると思います。

代官山蔦屋で輸入家具屋が洒落でフレンチバイクを販売、眺めていると青年に声をかけられた。
「気になる自転車があるんですけど僕で乗れますか?」明らかに店の人に間違えられてる。
店のものではないと伝えると青年は、店の中へはいって行った。やはり子供用のようだ。
ペダル長145mmなので仕方がないね。少し周りを見ているとまた青年が「どうしても気になるんです。」
ペダルとか交換しなくちゃならないよと伝えたが、こだわりくんなのか購入を決断したようだ。
「めちゃくちゃ詳しいんですね、良かったら連絡先.....」
Facebookでお友達になり半年ぐらいして自転車の改造を依頼を受けた。

モトベカンMOTOBECANE 後のMBKである。
1980年あたりのものだが状態はかなり良い。

BB交換

  BBが外れて一安心と思いきやJIS68に交換したら隙間が!!なんと60mm。
やはり未知の規格、左右のワンに適当なワッシャを噛まして締め付けて何とか回避。


  
あとはハンドルをブルホーンにして湾曲ブレーキレバーを取り付けてクランクは168mmペダルはMKS
サドルの皮を張り替えて共皮でグリップを巻いてハイ完成!!めでたしめでたし。

完成 納車

  

かなりいい出来でした!